SHINeeのジョンヒョンの死は K-POP の転換期に起きた事件だった!
・この記事はジョンヒョンが亡くなった直後に投稿したものを、手直しして再公開したものです。
一週間ほど前、友人はシャイニーのコンサートに行くと言いました。
メンバーは、左からオニュ、テミン、ジョンヒョン、 ミノ、キイ
https://www.pinterest.co.uk/pin/272467846176087991/
”EVERYBODY”のこのシーンは、本当に素晴らしい!!
ジョンヒョン···彼を想うたびに胸が苦しくなります
彼が生前友人に託し、死後公開してほしいと言って書かれた遺書はあまりにも純粋で正直な言葉だったからです。
他人は、「彼は病気だったのだろう、何か落ち込んでいたようだ」という言葉で自分自身を納得させようとします。しかし、それは違うかもしれません。これは韓国のショービジネスと、そこに集まる才能ある人々、権力、お金、名声などがひしめき合う中で起きた事であり、特に新旧が入れ替わりつつある現状の中で起こった事件だったと思うのです。
日本では、昨年末、東方神起が日本のTVに登場し、今年初めはBTSが夜のゴールデンタイムに登場しました。 私は日本人でありながら、彼らの歌と踊りの素晴らしさ、BTSのリーダーRMの優秀なシリーズ作品に感動する度、日本のショービジネスとまったく違うのはなぜなのだろうといつも思っていました。
http://www.dailymotion.com/video/x6b8yyt
東方神起のファンとSHINeeのファンには共通するところがある。ファンは彼らを見守り続けている。
https://www.vogue.com/article/bts-billboard-music-awards-2017-k-pop-red-carpet-style
まったく新しい波を作ったBTS. 次世代を担うティーンズの救世主的な存在だ。
本当に全く異なるK-POPのアイドル達
K-POPの現状は、高い身体能力とスキル、歌唱力に加えて彼らの練習量の多さ、意識の高さなど高品質でいっぱいで、オーディションには多くの学生が集まり、ふるいにかけられ長い練習生時代を過ごし、その中のごくわずかの優秀な人材がやっとデビューに至ります。そして、デビューしてからも過酷なレースは続くのです。その中でも現在突出したグループがBTSです。ついに昨年、彼らはアメリカのビルボードにまで行き、ファンを熱狂させました。
BTSやK-POPがアメリカで高い評価を受けているまさにそのとき、ジョンヒョン自身は彼の人生を終わらせました。
「誰も私を責めないでください。お疲れさまと言ってほしい。さようなら!」
これは、ジョンヒョンの正直な言葉だと思いました。
もちろん、ジョンヒョンはすばらしい歌手でダンサーだったと誰もが認めています。
しかし、彼はもっと仕事をしなければならないと思っていたし、もっと高い場所へと意識が上り詰めて行ったように思います。(BTSの映像と彼の死に関係はありません。次世代の代表という意味で掲載しました)
K-POPの新たな移行期が今なのです!
K-POPのジャンルは現在確立されていますが、移行期にもあります。
新旧が交代しているのです。
シスター、少女時代、2NE1 など1時代を築いた女性グループの分裂と解散、ビーストのような個性的なメロディを作ってきた男性グループの解散、入隊に伴うBIGBANG の一時活動休止など、本当にK-POPの土台を作ってきたグループが姿を消し、BTSやTWICEを代表とする次世代の少年少女グループが台頭し、その類似したグループもひしめき合っているのが今です。
https://www.pinterest.jp/pin/349240146095010275/?lp=true
そんな中でのジョンヒョンの死は、時代に埋葬されようとする才能あるアーティストの最期の抵抗のように思えました
5人から4人のメンバーになったSHINeeのコンサートは、やはり素晴らしかったと聞きました。
東方神起が二人になったときも、日本のファンは本当に愛情あふれる対応をしました。
日本のファンは苦労して現状を克服しようとしているアイドルを、支援したいという気持ちが強いのです。
しかし、私はジョンヒョンの不在によって開いた穴は大きいと思いました。
(この記事を書いた当時は、この様に思いましたが、その後SHINeeはこの辛い状況を残されたメンバーで乗り越えました。これも並大抵の努力ではできません。そして、それを支える日本のファンもまた、東方神起の時と同様に素晴らしい方々だと改めて思います。)
死後、ビルボードが伝えた彼の才能
1月30日(現地時刻)米ビルボードチャートによると、ジョンヒョンさんの遺作アルバム「Poet Artist」が、ビルボード200チャートの177位にランクインした。初めてこのチャートに名を連ね、ファンたちを感動させた。
1月23日に発売されたこのアルバムには、タイトル曲「Shinin’」を始め、さまざまなジャンルの11曲が収録されている。
発売直後、このアルバムは日本、香港のアジア圏をはじめ欧米と、ト-タル24ヶ国のiTunesアルバムチャートで1位を獲得し、世界の音楽ファンを魅了した。
と、伝えました。このニュースを聞くと、本当に彼の才能が惜しまれます。
ご冥福をお祈りいたします。
SHINee 大丈夫でしたね、
Story of the Light は
日本デビュー盤以来の全曲楽しめるアルバムになってました。
ジョンヒョンのソロアルバムもよかったです。お蔵入りさせないでくれてありがとう > 事務所
大丈夫でしたね!
でも、なんて辛い事件だったんでしょう。
もう、言葉がありません。
読んでくださって、ありがとうございました。