アメリカで大ブレイク!世界のK-POPアイドルBTS”Not Today” の強烈なメッセージ!
・これは”Not Today”のリリース直後に、日本の視聴者に向けて作成したものです。
防弾少年団(BTS)の勢いが止まらない!「負けるのは今日じゃなくて良い!だから今日は戦え!」BTSが表現するものに、米ビルボードも徹底検証、注目している。BTSは、昨年末のMAMAをはじめ各音楽大賞を総なめにした2016年と2017年だった。彼らの新作は時代のトレンドをいつも走り続けている。
「立ち上がれ!負けるのは今日じゃなくても良い!君は一人で歩いてはいない。」
BTSがARMY(BTSを支持するファン)に向かって今回は、そう叫んでいる。
その叫びがこの“Not Today”だ。BTSには一貫したテーマがある。「10代、20代への偏見を止め、自分達の音楽を守り抜く」というものだ。
RMの一連の作品の中で、前回はヘルマン・ヘッセの「デミアン」がイメージとして表現され、「自分自身に戻り、己を見つけるのが人間の使命だ」と言っていた。すべての10代の若者に、前回のWINGSで彼はこう言っている。「絶対に危険な時に悪魔に手を貸してはならない。小さな嘘は大きな犯罪にまで成長して行く。薬物中毒、精神病、家庭内暴力、悲しみからの自殺、危険は常に隣にある。しかし誰も貴方を助けない。あなたは生きて行かなければならない。生き残らなければならない。」
明るい世界と暗い世界は、いつもパラレルワールドのように繋がり、いつでも反転してしまう。そして皆、人としての孤独な戦いをしなければならない。しかし、RMの願いはあなたがどんな問題に出会っても、それを克服してほしいし、出来ると強く言っているところだ。
「負けるのは明日で良いから、今日は頑張れ!」と言っている。負けるのは、今日ではないと・・・
そして、決して一人では無いというメッセージを投げかけている。”You never walk alone”は、今回のアルバムのタイトルになっている。・・・・BTSはストレスを抱える10代の代弁者だ。
そして、前回のテーマに選んだヘルマン・ヘッセの「デミアン」のヒーロー、ジンクレールのように、純粋でまともな思考回路を持つ少年、少女が出口を探している時にこそ、一緒に歩いて行こうと言っている。
“Not Today”は、強烈なメッセージだ!
MVで見せた群舞のスバラシサ、クロコとともに谷を駆け抜けるシーンは力強く胸に迫って来る。すべてが、それまでのストーリーの集大成のような作品だ。RMは、IQ148という脅威の頭脳を持つ天才的なリーダーだ。その指導者の明快な意志から生まれたストーリー、美しい映像、革新的なメッセージのセンス、高いスキルの歌とダンス、BTSが表現しているものは、K-POPにとどまらず、普遍的な意味を持つ悩める10代へのスローガンだと思う。
“Not Today”が公開されたとき、見終わったときは興奮していた。こんなグループは滅多に現れない。
今までの活動も含めて、盛大な拍手を送りたい。