世界が愛するアイドルグループ・防弾少年団はIQ148の天才リーダーRM無くしては語れない

・この記事は、2018年に2度目のビルボードミュージックワードを受賞した直後に投稿した、 BTS アーカイブです。

今回の新曲”Fake Love” は、本当に素晴らしい。2018年5月20日に彼らは、昨年に続き2度目のビルボードミュージックアワードの受賞をはたした。(ソーシャルアーティスト部門)

BTS 画像

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今、世界が彼らに熱狂している。彼らの歌、踊りの非常に高いスキル、パワーと信念、ファン(ARMY)に対する信頼と愛、彼ら自身が生んだビッグマネーがより優秀なスタッフを揃え、その音楽、映像技術なども駆使して制作した今回のMVは信じがたい美しさだ。

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https://ftof0325.com/entertainment/3874

今、彼らは時代の頂点にいる

防弾少年団(ぼうだんしょうねんだん)略してBTSは2013年6月13日にデビューした韓国のボーイズグループだ。上の写真で、左からV, Suga, Jin, Jungkook, RM, Jimin, J-Hope

所属事務所は、韓国・BigHit Entertainment, 日本 ユニバーサルミュージック、Def Jam Recordings事務所

K-POPのボーイズグループ防弾少年団が今や、世界のアイドルになろうとしている。
いや、現時点で世界のアイドルと言って良い。
2年連続のビルボードで、ジャスティンビーバーを抜いて受賞したのだから。

私も2014年の“DANGER“以来、ずっと彼らの活躍を追いかけている。
特にリーダーRMの才能には、本当に脱帽だ。
彼の作詞作曲能力、ラップ、語学力、自分では得意でないと言っているが ダンスなどの才能は多才で、彼らのファンであるARMYを従えてSNSも駆使し大きな団結力を見せ、今BTSは人気の頂点にいる。リーダーであるRMは、メンバーのスキルアップの手助けや、他のミュージシャンとのコラボ、ソロ活動でも素晴らしい楽曲を発表して、いったいいくつ頭があるのだろうと思ってしまう…天才なのだ。

「花様年華」から始まった危うい年代をターゲットにしたシリーズは、今を予感していなければきっと資金面や何やらで、続ける事は不可能だっただろう。私生活では、気の弱い面もメンバーには見せているようだが、時代を掴む才能は抜群だ。
彼のスゴさは、プロデューサーというポジションに自分を置かない所だ。IQ148という天才的な頭脳を持ち、シリーズのストーリーをまとめる力、音楽のセンスも抜群となると、別にプロデュースする側に回ったとしても良いと思えるのだが、いつも、彼はBTSというボーイズグループの一員として過酷な活動の中心にいる。作詞作曲に加え,自身の歌やラップのトレーニング、そしてあの非常にハードで個性的なダンスのレッスン、もちろん全公演をこなしている。彼は、メンバーやARMYと一緒に走る事に意味があると感じている。
頭だけではなく、身をもって感じて作り込むという作業を大事にしている。

そして、これは前にも書いたが、彼はいつもミクロとマクロの世界を行ったり来たりしているように私には思える。
今日は職人の様に音の微細な部分に執着していたかと思うと、大げさに聞こえるかもしれないが、次の瞬間には地球を見降ろせるような高い場所から、時代を俯瞰して見つめている様に、深い目をしてインタビューに答える姿がある。
以前の彼の答えで二つ心に残ったものがあった。

一つは、”Not Today“がビルボードで話題になり、その後”Come Back Home“という曲のリメイク版がまた大ヒットした頃に、アメリカでインタビューをされた時の彼の答えだった。
アメリカンドリームを手に入れて、これからどんな夢を持ちますか?という問いに、
「いいえ、私達は韓国の歌手ですから・・・。」
という冷静な答えが周囲を驚かせたエピソードだ。
その時にまさにヒットしていた”Come Back Home”もそんな彼の気持ちとオーバーラップして聞こえた。
「もう、家に帰ろう!熱に浮かされて道を見失わないうちに・・」

そして、もう一つは今年に入ってから、これもアメリカでのインタビューだった。
今後のBTSは、何を目指していますか?という問いかけに、
「BTSというグループの活動が音楽の歴史の一つになれたとしたらすごい事です。そうなる事が一番の夢です。」

この二つの答えは、RMのすべてを物語っている。
非常に冷静な彼には何もかも見えているのだろう。そして、それは彼の計算ではなく、天性の非常に優れた勘に動かされているように思う。お金やその時限りの名声ではなく、歴史に残りたいという感想は、彼のシリーズ化された作品に、彼がいかに自信を持っているか、本当に今まで誰も出来なかった事を彼らは見せてくれているからだ。

反発と問題提起だけに終わらないBTSのテーマ

時代や環境や政治に反発するアナーキーなロックや歌は数多くあった。しかし、それらはすべて反発と問題提起と嘆きに終わっている。
しかし、BTS のテーマは違う。現実を鋭い視線で見つめながら、その答えを示してくれている。
いつの時代も、生きる事は苦難の連続だ、特に若い世代は苦しい。
RMも、やはり14~15歳の頃様々な事に思い悩み苦しんだと語っていた。大人になる過程の階段はキツイ。しかし、ARMYなら大丈夫、負けるのは明日で良いから今日は頑張れ(Not Today)と、BTSは歌ってくれる。彼らは、悩める10代の肩を押してくれる存在だ。
“I NEED U”から“WINGS”  “ Love Yourself” と続くシリーズは、危うい世代のティーンズの気持ちを彼らが代弁してくれている。そして、その感情にただ浸るのではなく、一緒に乗り越えようと言っている。

彼らの過酷なレッスンや公演活動はすべてARMYのためという言い方をしているがそれは本当にBTSの思いだと思う。
ティーンズの孤独感を知っていて、そこに寄り添うようなシリーズと作品の数々、そしてそんな彼らへの応援ソング。
彼らもARMYとともに、スターと言うポジションではなく、ツイッターで語り掛ければすぐに返事をくれそうな距離で、自分自身を語り、笑い、泣き、苦しむ姿をオープンに見せてくれる。これも人気の秘密だ。

BTSのメンバーは、本物のアイドルだ。歌、ダンスに加え、容姿の美しさ、性格の良さ、どれを取っても優秀だ。

そんな彼らをRMがまとめ、メンバーはそんなリーダーを尊敬し付いて行く、アイドルの中のアイドルなのだ。
褒めすぎだとは思わない。
今、世界が注目している彼らにはそれだけの価値がある。
本当に滅多に現れないアイドルグループだ。
だからこそ、ARMYは増え続けている。熱狂している。

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