横浜が好きすぎて離れられない!!(Maki Midori的考察)

山手十番館画像

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仕事関係の相手から少し慣れて来た頃に、必ず受ける質問がある。
「出身はどちらですか?」
というものだ。
生地の商社の営業マンで知り合ってから3年くらい経ったある時、仕事の話も済んで何となく雑談になった時に、その人からこの質問をされた。
「横浜です!!」
と答えると、

「横浜出身の方って、絶対に横浜と言いますね。神奈川とは言わないですね。」
と、相手は特に嫌味とも取れない真顔でこう言った。
「僕も神奈川出身ですけど、厚木ですとは言わないです。」
少し目を細めて笑ってくれたので,救われた気がした。
「横浜は観光地ですから。楽しめる場所が沢山あるから、住んでて楽しいので、思わずそう言ってしまうのかな?」
今まで考えた事も無いセリフが、サラッと出て来たのには自分でも驚いた。
そして、まるで閃くように気が付いたのは
私は、横浜が大好きで、地元愛にあふれた人間だという事だった。

会社はずっと東京だが、休日はとにかく横浜で過ごすのが好きだ。
そして、下手したら横浜が日本一だとさえ思っている事にも気が付いた。
以前、東京出身の女性に、横浜にはあまり来ないのか?と聞いた事がある。
別々の友人だが、二人ともその質問に何故か反発してきた。一人は
「なんでわざわざ横浜に行かなくちゃいけないの?」
と、怪訝な顔をし、もう一人は
「えっ?田舎じゃない。行かないわよ」
と、私の神経を逆なでしながら、そう言って笑った。
その二人の答えは、全く当時の私を驚かせるもので、一体何を言ってるんだろうと、しばらくは理解が出来なかったほどだ。

そして、気付いたのは、誰もが時間さえあれば横浜に行きたいと思っていると思い込んでいて、私はいつでもそんな仲間を案内しようと全身ウェルカムの状態で、軽くスタンバっていたという事だった。
そのくらい、私の地元愛は強かった。

横浜のシュウマイ弁当を美味しくないと言った彼とは、別れました!

崎陽軒のシュウマイ弁当が好物で、あんな完璧な無駄のないお弁当は無いと思っていたし、それを美味しくないと言った当時の彼氏とはそれをきっかけに別れてしまったくらいだ。
実際の理由は勿論それだけではないが、そこが引き金になったことは確かだ。
「食べ物の好みは大事だから・・・。」
と、友人に話したが理解してもらえず、どうやら私という人間は自分が好きな物は、他人も好きだろうと勝手に思い込む癖もあるようだ。
犬を飼っていた時も、こんな可愛い動物はいないと思っていて、みんな犬の頭を撫でたいに違いないと思っていた。
実際には猫好きと半々くらいの確率で、嫌いな人も結構いる事を理解したのは、20代になってからだった。

横浜の良さは、やはり海があり山があり、その存在を至る所で感じながらゆったりと散歩が出来る所だ。
山下公園をぐるっと回って、人形の家を通り抜けてフランス山から港の見える丘公園へと散策する。
山下公園のふ頭で海を見ながらしばし物思いにふけっていると、海の香りで全身がリフレッシュされるのがわかる。
この海の香りというものは貴重だ。自分の中の原始の血や細胞が一斉に呼吸し始めようとするのを感じる時があるからだ。
山の高台にある港の見える丘公園では、その思索にふけった山下公園を今度は上から見る事になる。
ちっぽけな公園に、アリの様な人影がうごめいている様な気がする。
あそこで、小さな悩みに心を痛めて大海原に助けを求めたのか?と思うと、今度は小さいな~とか、人間て可愛いな~くらいに感情が切り替わる。
このシチュエーションが実は、最高に好きだ。
ミクロとマクロを行ったり来たりする感覚で、そのうち自分の悩みも実はたいした実態の無いものの様にも思えてきて、深呼吸して胸を撫でおろして帰宅する。
深い思索は、私にとっては横浜でしか起こらない気がする。
横浜と簡単に言ってしまったが、私の言っているのは、元町から山下公園、港の見える丘公園、中華街あたりで、伊勢佐木町や野毛では無かった。

いつも思うが、私の趣味、思考は偏っている。
そうだ、地元愛と言ってもそれは特定地域を指している。正確に言うと自宅のある東横線沿線、それも渋谷方面は抜きで自宅のある駅からみなとみらいまでを愛している。
生まれてから今までの自分の狭い行動範囲のみで、そこが大好きなのだから幸せな人生と言えるかもしれない。
ヨーロッパは出張で色々回ったが、住みたいと思った所は一か所も無かった。
出張から戻り自宅の周辺を歩くと、なんて空気の澄んだ良い土地なんだろうと、かえって横浜の魅力を再確認したものだ。

これ以上書いても、反感を買うだけだろうからやめておく。
まあ、拘っていても良いんじゃないだろうか?それが地元愛ってものなんだから。

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